【甘酒】昔ながらの栄養飲料!甘酒にはどんな効果効能があるのか?

日常
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少し前に甘酒ブームがありましたね。

その時は甘酒にはさほど興味なかったのですが、年齢を重ねてきたら急に興味が湧いて来ました。

飲む点滴』と言われてるぐらい栄養価が高いそうなのですが、どうなのでしょうか?

少し調べてみました。

甘酒の歴史

甘酒は千年以上前から、広く民間に飲用されてきました。

平安時代には、既に甘酒の存在の記録が残っています。

 

江戸時代には現在と同じ方法で作られていたそうです。

夏バテ防止など、暑気払いとして夏によく売られていたとされています。

甘酒は夏の季語にもなっています。

甘酒の種類

米麹由来

米麴から生成される為、アルコールは入っていません

その為、お子さま妊婦さんにも安全に飲めるようになっています。

味も酒粕に比べてまろやかで飲みやすいことが特徴です。

酒粕由来

酒粕から作られる為、アルコールが微量に入っています

飲みやすくする為に、砂糖を多く使っている傾向が有るため、カロリーに注意が必要です。

アルコール量1%未満なので、お酒には分類されません。

甘酒の成分や効能

栄養成分が豊富

甘酒の主成分は糖分です。

エネルギーはもちろんですが、ビタミンアミノ酸も豊富に含まれています。

飲む点滴と言われている程、栄養価は高いです。

お肌に良い

ビタミンに関しては、ビタミンB群が豊富で、特にお肌の代謝に関わるビタミンB7(ビオチン)が比較的多く含まれているのが特徴です。

ビオチンは皮膚や粘膜の維持、爪や髪の健康に深く関わっているビタミンです。

不足するとアトピー性皮膚炎や脱毛などの皮膚症状や食欲不振、うつなどの症状が現れる恐れがあります。

便秘改善

便秘の改善の報告もされています。

1日1本の甘酒により、食物繊維オリゴ糖ビタミンB群により腸内環境が整い、便通促進効果があることが報告されています。

ストレス軽減

主観的な実験ですが、甘酒の摂取によるストレス軽減の報告もされています。

甘酒を1日1本・週に3日以上・2週間飲用してストレス状態を評価する実験が行われました。

その結果、甘酒を飲用しているグループが、開始1週間を超えたあたりで安心感の増加が認められました

肥満抑制

マウスによる実験になりますが、甘酒の肥満抑制効果を検証した報告があります。

同じカロリー量なのに、甘酒を摂取させた方のマウスの方が、体重が増えなかったのです。

 

それだけではなく、中性脂肪量にも差が現れました。

脂肪の吸収や蓄積を抑えることが示されたと報告されています。

酒粕由来の食物繊維が寄与している可能性が考えられています。

血圧の上昇抑制

さらに血圧の抑制効果もみられました。

こちらも酒粕由来のたんぱく質(ペプチド)が、血圧上昇に関わる体内酵素を抑制する可能性が示唆されています。

他にも効能多数あり

他にも長距離走選手の疲労軽減効果についての報告や、健忘抑制効果肝機能障害抑制効果コレステロール上昇抑制効果など、様々な効果効能が報告されています。

 

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良いことづくめだけど、安全なのか?

長期摂取の安全性

甘酒の主成分は糖分が20%を占めています。

その為、継続的な飲用での高血糖や体重増加の心配があります。

 

麹甘酒の長期摂取による安全性検証試験(2020)』で試験を行った報告です。

報告によると、甘酒グループとブドウ糖液グループに分けて、3ヵ月間の検証を行いました。

市販の甘酒1缶(118g)を毎日摂取した結果、血液検査など、様々な検査結果で異常はありませんでした。

 

それだけではなく、糖化ストレス抑制関節痛を緩和する可能性も示唆された結果となったのです。

麹甘酒を1日あたり118gを継続的に飲用することは安全性に問題ない』と報告されています。

過剰摂取の安全性

過剰摂取についても検証の報告があります。

 

麹甘酒の過剰摂取による安全性検証試験(2019)』では、麹甘酒を毎日3缶を4週間摂取した場合の身体への影響、及び安全性を検証したそうです。

甘酒の1日推奨量は1缶です。
検証では3缶なので、3倍量ということになりますね。

 

検証の結果、様々な検査で有害な事象や異常はなかったそうです。

麹甘酒を4週間過剰摂取しても問題なし』と報告されています

分割して飲んだら肥満抑制?

『麹甘酒は健常者の食後血糖およびインスリンの上昇を抑制する有用成分を含有する(2020)』での報告です。

甘酒1缶を1回で飲みきるより、1缶を朝昼晩など3回に分けて、少量ずつ飲んだ方が食後高血糖やインスリンの上昇を抑えると報告があったのです。

 

食後高血糖を抑えるだけではなく、糖化ストレスの産物である終末糖化産物(AGEs)も抑える働きがある可能性も示唆されました。

終末糖化産物(AGEs)とは?
細胞などが糖分と反応して生じる物質の事。
詳しいメカニズムはまだ解明されていませんが、生活習慣病や認知症、細胞の劣化や老化など、あらゆる疾患の原因になっている可能性が示唆されている物質です。

分割して飲むことで、一括で飲むよりも食後高血糖を、抑えることが出来たとされています。

食後高血糖が気になる人は、分割して飲むのがおすすめですね。

注意事項と補則
安全性の試験では、被験者は暴飲暴食はしておらず、規則正しい生活をしていました。
カロリーも甘酒分含めて摂取基準以内での摂取を行った結果です。

調べてみた感想

米麹由来の甘酒も栄養満点で、お肌やストレス、便通等に関して効果はありそうです。

肥満や血圧等の各種効果の方は、酒粕由来の物質が関係している可能性が示唆されています。

肥満抑制や血圧抑制などの効果を狙いたい場合は、酒粕由来の甘酒の方をおすすめします。

最後に

甘酒に効果はあるようですが、やはり規則正しい生活の土台があってのことだと思います。

頼りすぎるのではなく、上手に利用するようにしましょう。

ではでは。

参考文献
便秘に対する甘酒の効果
甘酒飲用による気分改善効果-主観的気分測定システムを用いた評価-
麹甘酒に含まれる成分について
日本スポーツ健康科学学会 第4回大会抄録集(2016)

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