エレキバンとかマグネループってなんで効くの?

日常
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先日、肩こりで受診した患者さんからこんな質問を受けました。

 

患者

『磁石とかって血行良くするって聞いたけど、本当なの?』

 

今回は磁力と血行に関するお話です。

磁気アイテムでお悩みの方の参考になれば幸いです。

 

詳細は分かってない

磁力により血行を良くするアイテムとして有名なのは、『ピップ』の『エレキバン』や『マグネループ』などでしょうか。

ピップマグネループとは?|ピップマグネループ|ピップ(株)
ピップマグネループとは?をご紹介します。ピップマグネループの公式サイト。

 

なぜ血行を良くするかは明確にはわかっていません。

 

ただ、多くの実験や検証などでは、

『磁気アイテムを使った方が血行が良くなった!』

 

という結果も数多く存在します。

 

『なんでかよくわからんけど効いた。』

こんな状態です。

 

現在、磁気による血行促進のメカニズムとして有力な説は2つあります。

 

ヘモグロビン酸素放出促進説

これは簡単に言うと、磁気場ではヘモグロビンの酸素化が促進され、赤血球内のヘモグロビンの酸素放出量が増加する説です。

 

酸素があることで血管内皮細胞から一酸化窒素(NO)が放出されて血管が拡張、血行促進するという説です。

 

NOは血管拡張物質です。
NOの血管拡張の話はここでは割愛します(^o^;)

 

アセチルコリンエステラーゼ抑制説

筋肉の収縮に関しては、アセチルコリンという物質が大きく関わっています。

 

『筋肉を収縮して~』

という脳からの命令が下された時には、神経系ではアセチルコリン(ACh)という物質が筋肉に反応します。

すると筋肉内の血管内皮細胞では一酸化窒素(NO)と呼ばれる物質が放出され、血行が改善します。

 

 

つまり、アセチルコリンが反応すれば血行は良くなるというお話なのですが、アセチルコリンを分解してしまう酵素があります。

 

それがアセチルコリンエステラーゼ(AchE)と呼ばれる酵素です。

磁気場ではなぜかこのアセチルコリンエステラーゼ活性が低下するらしいんですよね~(*´Д`)

 

アセチルコリンエステラーゼ活性低下→アセチルコリン量増大→血行促進

 

このようなメカニズムなのでは?

 

という形となっています。

 

効いてくれれば良い

まぁ、身体に害はない以上使って効くのであればありがたい存在ではありますね(^^;

 

こまけぇこたぁいいんだよ!精神大事です(*・ω・)

私もPCやスマホめっちゃ使ってますけど、内部構造やメカニズムとか知りませんしね~(‘Д’)

 

最後に

ちなみに最近では嫁もマグネループを使用していて、肩こりが解消されてきてるみたいです。

 

 

気になる人はポチって使ってみて下さい。

私も頭痛持ちなので、今度試しに使ってみましょうかね~( 一一)

 

磁気アイテムが気になる方の参考になれば幸いです。

ではでは。

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