どうも、社畜戦士のむかたけです。
常に人員不足・阿鼻叫喚な会社で、馬車馬の如く働いています(*・ω・)
そんな世紀末のような会社で、先日会議がありました。
会議には社長も出席されたのですが、そのときの社長の発言が部署内で物議を醸しました。
ん~、典型的な現場を知らない経営者の発言といったところでしょうか…( 一一)
今回は、何故人員を入れてるのに現場の人員が足りないかを現場目線でお話致します。
会社での人員配置の参考になれば幸いです。
入職者と退職者の能力差
1つ目の理由は入職者と退職者の能力差によるものです。
一般的に、退職する人の方が仕事の能力的に優れています。
個人的な能力の差はあれど、やはり経験に基づく能力は無視できないです…(*´Д`)
なので、
ということは通用しません。
特に新卒は社会的常識がまだ身に付いていないケースも多く、教育係が外せないこともあります。
その為、店舗によっては新卒を入れたが為に教育係として更に人員が必要になるという事態も往々にしてあります。
スタッフ人数が少ない店舗程この傾向にありますね(-_-;)
経営陣は新卒を労働力1人としていますが、現場では0.3人ぐらいにしかならないことはよくあります。
必要人員の偏り
2つ目の理由は、必要人員の偏りです。
これは簡単言うと、
『日によって仕事量に差が生じることで、必要な人員も日により異なってくる』
という理由で起きる欠員です。
理想としては、
『誰かが働いている時に誰かが休む』
このようなシフトとなります。
このようなスケジュールであれば、突然誰かが休む事になっても休みのスタッフが臨時出勤することで間に合わせることが出来ます。
欲を言えば、他のエリア等から人員が確保できる体制があればなお良しです。
しかし、現実はそう都合の良いものではありません。
特定の日に労働力が必要になり人員をフル稼働させれば、その時点で人員の余裕がなくなります。

『月火水』はまだ人員の余裕がありますが、『木金土』は余裕がないことがわかりますね。
予め余剰に人数を確保して、しっかり体制を整えている企業もあるそうですが、弱小企業はそうはいきません。
常に経営者が各曜日をギリギリの人数に設定しているので、誰かがトンだり倒れたりしたらおしまいです( ;∀;)

人件費を切り詰めたい気持ちはわかりますが、切り詰めすぎると利益そのものが獲得出来なくなりますので、バランスが難しいところですね…
忙しくなる曜日って色んな店舗で重なる事が多いので、特定の曜日は会社全体で欠員になりやすくなります。
ちなみに私の会社は月曜日と金曜日が死にやすいです(;^ω^)
そもそもマイナススタート
ということなんですけど、それはあくまで『今年は』という話なんですよね…(-_-;)
たとえ入職者の数が退職者よりも多かろうとも、そもそも今までが圧倒的な人員不足であった場合は話が違ってきます。
ある一部だけの期間を切り取ってさも成績が良いように見せる手法は、私も会社内の報告・発表で使用しますが、自社の解析にそれは使わんで貰いたいですね…(^o^;)
大事なのは期間限定の単純な足し算引き算ではなく、『現時点で』どれだけ人が足りてないかを把握することです。
これも何度も説明してるんですけどね…( ;∀;)
最後に
私の会社が人員不足なのは今に始まったことではなく、もう何年も前から世紀末状態だったんですよね…(^^;
そして何度もその説明をしてる筈なのですが…。
にもかかわらずこの期に及んで、
なんて発言を、会社のトップがしていること事態が衝撃でした。
ちなみに社長と距離が近いデキる上司に話を聞いたところ、

『社長のあの発言はわざとやってる感じですか?』
らしいです(*・ω・)
うちの社長は現場で働いたことない人なので、しゃーないっちゃしゃーないんですが、それでも冷静に考えればわかることですよねこれ(^o^;)
上層部が現場を理解してくれないことほど辛いものはないですね(-_-;)
え!?
何でそんな会社辞めないのか?ですか??
『仕事は大変でも人間関係は良好だから』
これが、一番の理由だからですかね~(*・ω・)
皆さんの会社はいかがでしょうか?
人員配置の参考になれば幸いです。
ではでは。