【サーフィン】 正しいワックスの塗り方

日常
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最近サーフボードを買い替えました。

その時に行きつけのサーフショップの元プロサーファーの方に、改めてワックスの正しいかけ方を教わりました。

初心者の方は参考にしていただければ幸いです。

ベースコートを塗る

私は専らセックスワックスを使用しています。

青色の真夏用がベースコートで最も使用されています。

塗る範囲の上と下に線を引く

ワックスの角を使い、力を入れて線を引きます。

線を引く範囲は、ボードと体が接する部分でOKです。

  • 上はパドル時に胸が接するところまで。
    (ロングボードは先端まで)
  • 下はデッキパッドもしくはリーシュプラグ手前まで

格子状に線を引く

上下に線を引けたら、格子状に線を引きます。


ワックスの角を使い、力を入れて引いていきます。
線と線の間隔は数センチ程でOKです。

レール部分にワックスがあると、スピードの妨げになるので、そこは避けるようにしましょう。

粒を作る:力を入れずに擦る

グリップの要となる『』を作っていきます。


格子上にワックスをかけたら、ワックスの角を使って、力をいれずに擦っていきます。
縦・横・円など、かけ方は自由ですが、力を少しでも入れてしまうと、粒が潰れてしまうため、力をかけずに均等の力でかけるように意識してください。
そしてムラをなくすために、縦・横・円は均等にそれぞれ行うようにしてください。

トップコートを塗る

ベースコートをある程度塗り終えたら、次にトップコートを上から塗ります。

塗り方はベースコートの粒を作るときの塗り方と同じですが、ワックスの平らな面を使用します

 

ベースコートだけでもグリップ力はありますが、トップコートも塗った方がグリップ力が格段に上がります。

しかも、トップコートはベースコートを長持ちさせる効果も持っています。

出来ればトップコートは毎回海に入る前にかけるようにしましょう。

水温によって使用するトップコートは異なる

トップコートは水温によってかけるワックスが異なりますので注意しましょう。

水温が暖かいのに冬用を使ってしまうと、ワックスのかかりが悪くなるどころか、日差しなどの温度ですぐに溶けてしまいます。

http://www.sc-frank.com/smarts/index/32/detail=1/b_id=81/r_id=44/より

トップコートも力を入れずにかけていきます。

ベースコートの粒をトップコートでコーティングするイメージです。

平らの部分で、力を入れずにかけていきます。

角を使えば1度に多くのワックスを塗れますが、力加減が難しく、力を入れすぎてしまうと、ベースコートの粒を潰してしまうこともあります。

これでワックスがけは完成です。

お疲れさまでした!

このやり方なら、初級者の私でもこのようにワックスがけすることが可能です。

こまめに拭きましょう

ワックスを、触った後の手でボードを触ると、意外とボードにワックスが付着してしまいます。

必要ない所にワックスが、ついてしまっていることも多いです。

特にトップとボトムにワックスが付着していることが多いです。

定期的に拭き上げるなどして、無駄なワックスは除くようにしましょう。

どれぐらいの頻度でワックスを塗り直す?

トップコートは季節によって決まってきますが、ベースコートは常に同じでOKです。

しかし、ベースコートも強い日差しや環境で整ってた粒も潰れてしまいます。

そのままのベースコートを使い、トップコートだけを上から塗っていれば、

  • ボードがワックスで重くなる
  • 塗り方にムラがあれば重心が変わる
  • グリップ力が悪くなる

などのデメリットがあります。

出来ればワンシーズンに1度、もしくは半年に1度はベースコートも塗り直した方が良いです。

最後に

ワックスを使う目的はあくまでも滑り止めです。

しかし、されど滑り止めです。

ワックスのかけ方1つでその時のパフォーマンスに影響することもあります。

ワックスのかけ方が甘過ぎて、良い波を逃してしまうとかは良くあります(;´Д⊂)

 

機能性だけではなく、綺麗なワックスがけをされたボードは格好いいです。

海でも思わず見惚れてしまいます。

今回はサーフボードのワックスがけのやり方でした。

初心者の方は参考にしていただければ幸いです。

ではでは。

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