【新型コロナ】ワクチンを2回接種する理由

コロナ関連
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新型コロナウイルスワクチンは2回接種する必要があります。

それもスケジュールをしっかり決めて接種しなければなりません。

今回はその理由についてお話します。

2021年11月11日追記
ファイザー製ワクチンは、18歳以上に3回目の接種が特例承認されました。
2回目接種後、少なくても半年以上は期間を空ける必要があります。

コミナティ筋注.pdfより抜粋2021年12月16日追記
モデルナ製ワクチンも3回目の接種が特例承認されました。

一般的なワクチンの仕組み

ワクチンは、予めウイルスに対する免疫を備えておくための物です。

身体の免疫は、ウイルスのタンパク質などの情報を元に、免疫細胞や抗体と呼ばれる免疫物質を作り出します。

身体に記憶されているウイルスが侵入した際に、型の合った抗体があれば即座に免疫細胞が応答し、ウイルスを排除することが可能となります。


妊活中にインフルエンザ予防接種は胎児に影響する? | にほん妊活ばなし | 葉酸サプリメントおすすめランキング2018 (yousan-ninkatsu.jp)より引用。一部改変

ウイルスに感染しても、ワクチンを打てば大丈夫!

という声を良く耳にします。

 

ワクチンはあくまで事前に投与して効果を発揮します。

すなわち、予防接種ということになります。

ワクチン自体がウイルスを排除してくれる訳ではありませんので、認識に注意が必要です。

1回だけでは不十分

1回目だけの接種だと打ってないのと、抗体価としては接種していないのとほぼ変わらないといわれています。

  • 1回目でウイルスの情報を覚えさせる。
  • 2回目で爆発的に増やす。

抗体が出来るまで、ある程度の時間が必要になります。

抗体価とは:
ウイルスなどの抗原に対して、リンパ球などの免疫細胞が産生した抗体量の指標となります。

1回接種だけでも効果はある

ファイザー製のワクチンに関しては、抗体価の産生が微弱でも、1回接種のみでも発症や感染を70~80%以上抑制するという報告がイギリス、イスラエル、アメリカで報告されています。

 

2回目接種後の有効率は約95%と非常に高い効果が報告されている為、2回の接種が推奨されています。

なぜ間隔を一定時間空けるのか?

抗体が出来ていない状態で2回目を接種しても、抗体が増えにくいことが理由です。

抗体を作り出すまでの期間は、ワクチンによって異なります

 

新型コロナウイルスワクチンのmRNAワクチンの場合は、1回目の接種後に3週間以上、ウイルスベクターワクチンは8週間以上空けることが望ましいとされています。

  • ファイザー製は3週間
  • モデルナ製は4週間
  • アストラゼネカ製は4~12週間(8週間以上が望ましい)

間隔は空け過ぎない

1回目の接種後に間隔が空き過ぎるのも良くありません。

 

1回目接種してから、一定期間以内に2回目を接種するようにしてください。

  • mRNAワクチン:6週間以内
  • ウイルスベクターワクチン:12週間以内

1回目の接種後、一定期間以上経過してしまうと、効果が減弱する可能性があります。

ファイザー製、モデルナ製共に2回目の接種期限は、1回目の接種後6週間以内を目安としています。
米国やEUの一部の国で、1回目から6週間後までに2回目を接種することを目安としています。
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2回目の直後はまだ免疫が完成していない

2回目を接種したのでもう安心!

といいたいところですが、まだ免疫は完成していません。

2回目の接種後、免疫が増えるまで少なくとも1週間~2週間はかかりますので、注意が必要です。

1回目の接種で身に付く抗体数は僅かですが、2回目の接種で爆発的に増えます。

 

1回目の接種後の抗体量の100倍以上に増えるケースが多いです。

その為、ワクチン接種は一回だけでは不十分で、2回接種することが重要とされています。

ファイザー社の新型コロナワクチンで、接種約3ヶ月後に抗体価が低下することを発表しました | 藤田医科大学 – Fujita Health University (fujita-hu.ac.jp)より

抗体価とは:
ウイルスなどの抗原に対して、リンパ球などの免疫細胞が産生した抗体量の指標となります。

ブレイクスルー感染に注意

ブレイクスルー感染とは、ワクチン接種をしたにも関わらず、ウイルス感染してしまうことを指します。

今回の新型コロナウイルスワクチンの場合、ワクチン接種後の日が浅く、免疫がしっかりと出来上がる前に感染するケースが多いです。

 

仮に、ワクチンにより免疫がしっかり出来上がっていても、本人の体調などの環境次第ではウイルスは免疫をすり抜け、増殖を許してしまうケースもあります。

ワクチンの効果は100%ではないということを念頭に置いておきましょう。

 

2021年11月11日追記
ファイザー製ワクチンは、18歳以上に3回目の接種が特例承認されました。
2回目接種後、少なくても半年以上は期間を空ける必要があります。

コミナティ筋注.pdfより抜粋 

2021年12月16日追記
モデルナ製ワクチンも3回目の接種が特例承認されました。

まとめ

  • 1回目の接種でウイルスの情報を覚えさせる
  • 2回目の接種で抗体を爆発的に増やす。
  • 1回目と2回目の接種には一定時間の間隔を空けること
  • 2回目の接種してから1~2週間後でようやく効果が十分に発揮されるので、それまでは注意が必要
  • ワクチンの効果は100%ではなく、ブレイクスルー感染に注意

最後に

mRNAワクチンやウイルスベクターワクチンは1回目と2回目の接種があり、スケジュールの関係上、接種が難しい方も多いと思います。

しかし、スケジュールを守り、2回目の接種をしっかりと行わなければワクチン効果が期待出来なくなってしまう恐れもあります。

出来る限りスケジュールを守ってワクチンを接種するようにしましょう。

ではでは。

参考文献
アストラゼネカ社の新型コロナワクチンについて|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
ファイザー社のワクチンについて|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
武田/モデルナ社の新型コロナワクチンについて|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
なぜ2回接種が必要か? (covid19-yamanaka.com)
ファイザー社の新型コロナワクチンで、接種約3ヶ月後に抗体価が低下することを発表しました | 藤田医科大学 – Fujita Health University (fujita-hu.ac.jp)

 

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