先日、生まれて初めて窓用エアコン(ウインドウエアコン)を買いました。
買ったのはコロナの窓用エアコンCWH-A1824R-W(冷暖房兼用タイプ)です。
今回は実際に窓用エアコンを使ってみた感想などをお話します。
冷房に窓用エアコンを検討されている方の参考になれば幸いです。
実際涼しいの?
涼しくなるまでには時間はかかりますが、涼しくなります👍️
とは言え、さすがに普通のエアコンには冷却力は劣りますが、夏場を凌ぐぐらいの機能は十分に備えていると感じています😄
一応、窓用エアコンを設置した部屋が7畳なのですが、特に問題ありませんでした。
その日は30℃越えの夏日だったのですが、窓用エアコンを『自動運転』で稼働させたことで部屋の温度は26.5~27℃まで下がりました。
温度を更に下げたいのであれば、『自動運転』ではなく『冷房』で稼働させ続ければ26℃程まで下がりました😄
このあたりは外気温や湿度、設置している環境なども大きいですが、夏の暑さを凌ぐには十分でしょう👍️
『いやいや、26~27℃とか暑すぎて無理』
という暑がりさんもいると思いますが、湿度を結構下げてくれるので、体感的にはかなり涼しいです。
湿度70%近くあった部屋も、稼働後には55%ぐらいまで下がりました。
サーキュレーターと併用したりすれば、一時的に更に低い温度や湿度まで頑張ってくれることもあります👍
これはサーキュレーターの風が温度計に当たって温度が下がっていることが推測されますが、サーキュレーターの風が如何に冷えているかがわかります🤔
窓とエアコンのすき間はどうしてる?
基本的にはすき間1ミリ未満ぐらいまで塞ぎました。
すき間風による冷暖房効率低下、騒音防止、虫の侵入防止(特にG)対策として、ここは手を抜かずにしっかりとやりました。
すき間を防ぐ材料としては、ダイソーなどの100均に売ってるすき間防止テープや発泡スチロール、両面テープ、突っ張り棒をふんだんに使用。
てか、付属のすき間防止パッキンがベロベロ過ぎて、ちょうどな幅で切ってもガバガバでした😅
結局、窓枠に突っ張り棒を張って、その突っ張り棒に発泡スチロール、すき間防止テープをはり、その上で付属パッキンをテープで固定してしまいました。
すき間を塞ぐのに付属パッキンだけだとだいぶ弱い気がします😅
立ち上がり幅7㎜以上でも設置出来た?
コロナの窓用エアコンの取り付け条件には窓枠や窓の立ち上がりにいくつか条件があります。
私の場合は幅7㎜以上でもいけました👍️
取り扱い説明書には立ち上がり幅7㎜以上は付属金具等を取り付けないとダメみたいな書き方でしたが、あくまでも目安のようです。
うちの窓の立ち上がり幅は9㎜。
これでピッタシ嵌まりました。
立ち上がり幅10㎜以上は嵌まらないと思いますので、ご参考までに😄
簡単に取り付け出来た?
枠や本体の取り付け方法自体は簡単でした。
枠は立ち上がりに嵌めて蛇腹部分での高さ調節して、ネジで固定するだけです。
本体も下部分を噛み合わせて上をカチッと言うまで押す。
後は付属ネジで固定するだけなので😅
『業者要らずで取り付け簡単です』
って口コミ見ましたが間違ってはいないですね😄
ただ、
本体がめっちゃ重いです💦
これ女性1人じゃまず無理だろう…というぐらい重かったです。
重さは20㎏程あります💦
とりあえず女性や重い物を持つのに自信がない人は、力ある人に手伝って貰うか筋トレした方が良いです。
かく言う私は男性ですが、貧弱体質なので苦労しました😭
普通のコンセント(電源)で良い?
アース線なしのコンセントでOKです。
…が、コードが絶妙に短い!💦
コードの長さは2mあるかないかぐらいでした。
取り付けた窓のすぐ側にコンセントないと延長コード必須ですね😅
配線カバーとかでスッキリさせたい場合も延長コードないとキツイかもです💦
やっぱり音は相当うるさい?
それなりに音はします😅
ですが、思ってたより騒音ではなかったです。
多分『窓用エアコン=騒音』という先入観があったからだとも思いますが…😅
一応騒音測定したところ、元の何もしてない状態の部屋が35dB(ささやき声)でした。
エアコンのすぐそばだと63dB(会話)
エアコンから最も離れた場所(約3m)だと52dB(静かなオフィス)でした。
ちなみにデシベル(dB)の程度は以下の通りです。
- 10dB: 呼吸音
- 20dB:時計のチクタク音
- 30dB:ささやき声
- 40dB:静かな図書館
- 50dB:静かなオフィス
- 60dB:会話
- 70dB:レストラン
- 80dB:都会の交通
- 90dB:芝刈り機
- 100dB:地下鉄
- 110dB:コンサート
- 120dB: 雷
- 130dB:救急車のサイレン
- 140dB:銃声
窓用エアコンを自動運転にした時に、時折静かになる運転時で41dB(静かな図書館)でした。
ちなみに騒音測定にはスマホの無料アプリを使いました😄
音がネックに感じている方は、事前にアプリをダウンロードしてdBの程度を体感してみるのがおすすめです☺
音の感覚としては、換気扇が稼働し続けてるイメージに近いです。
日常生活で一番近いと感じる音はお風呂場の換気扇かもしくはキッチンの換気扇の稼働音ですね。
なので、慣れれば寝れるかな~?という方は多いかと😄
私も音が気になると眠れなくなる人間ですが、慣れれば寝れました👍️
日常的に換気扇の音を聞き慣れてる人は問題ないと思います。
あと、風量によって騒音が凄く変わるかと言われればそういう訳でもなかったです。
微風でも強風でも感じる騒音に差ほど違いはありませんでした。
これは原因となってる音が風の音ではなくエアコン本体の稼働音だからでした😄
隣人への騒音迷惑にならない?
窓用エアコンを設置している部屋のすぐ横が隣人のお宅なのですが、おそらく騒音問題にはならないと思っています。
というのも、外の雑音で窓用エアコンの稼働音がかき消されている状態だからです。
ですので、窓用エアコンの半径2mとかまで近づくと音が聞こえますが、それ以上になるとほとんど周囲の音と同化します。
うちの場合はマンションのダクトが窓用エアコンのそばにあるので、稼働音はほとんどかき消されますので、迷惑にはなってないです。(多分💦)
このあたりは各ご家庭の環境などで大きく左右されますので、ご参考までに😄
排水は結構出る?
排水はそこそこ出ます💦
稼働した1時間程度で共用部分の廊下を横断するぐらいに水が流れていました。
試しに計ってみたら1時間で400ml位出てました。
とは言え、ここもエアコンの稼働状況や環境によって変わる部分ですのでご参考までに😄
ちなみに排水が必要になるのは、今回私が購入した冷暖房兼用タイプのみです😄
冷房専用タイプは運転中に出る排水(除湿水)をエアコン内部で蒸発させ、機外には出さないようになっているので、排水の心配はありません👍️
冷房だけでOKという方は、冷房専用タイプの方が心配が1つ減るのでそちらの購入がおすすめです✨
室外排水と室内排水の切り替えって簡単?
スイッチ1つで…と言うわけにはいきませんが、切り替える方法自体は至ってシンプルです。
『え?排水を室内に切り替えるのって工事いるんじゃ…』
と、最初は思っていましたが、トリセツに室内排水の切り替え方が載ってたんですよね✨
これがめっちゃ楽でした。
エアコンの排水出口部分をゴム栓を使って切り替えるだけのお手軽さです。
さっそくゴム栓位置を変えて、付属のホースを付ければ簡単に室内排水になりました。
何で室内排水にしてるの?
一応、排水用のホースなどの付属品はありましたが、うちは残念ながら家の構造上取り付け出来なかった形です。
…が、このまま外に排水垂れ流しするのも非常に見映えが良くない🤔
というのも、うちはマンションなのですが、角部屋ではありません。
うちの玄関前の廊下はいつも隣人が行き来します。
ですので、排水垂れ流し廊下はモラル的にも良くないかな~😅と考えてしまいました。
ということで、我が家の窓用エアコンは室内排水に切り替えました。
室内排水のメリットデメリットは?
室内排水の一番のデメリットは、定期的に溜まった排水を捨てないといけないことです。
後は部屋に排水を貯めるバケツやタンクを置くスペースの確保です。
デメリットもありますが、当然メリットもあります。
1つは、
共用部分の廊下を汚さないこと
そしてもう1つは
網戸にしたままエアコンを稼働出来る
ということです。
室外への排水の場合はエアコン裏側に排水用ドレーンがあり、どうしてもエアコン裏側は解放する必要がありました。
しかし、室内排水にすれば室外にドレーンを出す必要がなくなりますので、外気さえあればOKとなります。
私は虫の侵入を何よりも嫌いますので、虫の侵入を少しでも防げるのであれば相当にありがたいです。
まぁ、網戸の劣化が進むかもですが、細かいことは気にしなくなりました💦
室内排水にして特に困ったことはありません。
幸いながら部屋の近くが洗面台なので、排水を捨てるのも楽です。
室内に設置しているのはダイソーの20Lウォータータンクです👍️
タンク下には100均の台車を置いて、水を捨てる時にはガラガラ動かして移動させます👍
蛇腹部分が薄くて遮光性が悪い。何とかしたい。
私はエアコン本体上の蛇腹部分は100均のボードを貼りました。
蛇腹部分は少し厚めのパッキンのような素材だったので、そのままだと熱を通しそうですし、遮光も悪そうでしたので、断熱と遮光を兼ねて塞いでしまいました。
これで日の光が入らなくなり、遮光になっています👍
窓用エアコン側のカーテンはどうしてる?
カーテンレールに結束バンドを付けて、窓用エアコンすぐ横でレールを固定させました。
カーテンレール上にはクッション材を両面テープなどで固定した上で結束バンドを設置してます☝
蛇腹を塞いだ時に使ったボードの廃材を使いました😄
これでカーテンがエアコンに被さるのを防ぎ、見映えもよくなりました。
窓の補助鍵はあった方が良い?
補助鍵はあった方が良いです。
防犯上やはり必須だと思っています。
付属の補助鍵だと窓の金具に傷をつけてしまうので、私は別で補助鍵を買いました。
つまみを回して圧力で固定するタイプの補助鍵です。
設置も楽なので、補助鍵として十分な役割を果たしてくれています。
サーキュレーターはあった方が良い?
私は断然あった方が良いと感じています。
やはり、涼しくなると言っても普通のエアコンには劣りますので…😅
実際、サーキュレーターを併用した方がサーキュレーターの風が身体に当たる事で相当涼しく感じます。
ただ、風量のみで言えば窓用エアコン自体の風量が結構強いので、正直サーキュレーターなしでも問題ないと思います。
3mぐらい離れていてもエアコンの風を感じるぐらいには強いです。
窓用エアコンは手動じゃないと風の方向を変えられないので、サーキュレーターを使って補助する役割ですね。
あと、焼け石に水かも知れませんが、冷房効率上がって電気代安くならないかな~…という期待もこもってます💦
サーキュレーターについては高性能でなくても問題ないと感じています。
- 部屋の畳数に対応
- 左右首振り機能あり
- 上下角度調節出来る
今のところこれらを満たしていれば十分過ぎる感じです🤔
手の届く範囲に置いておけばリモコンも必要ないですし、部屋もそこまで広くなければ360°首振りも必須ではないと思っています。
タイマー機能も使ってませんし、静音性能もエアコンの稼働音で意味をなさなくなるのでね…😓
エアコン使ってない時は窓閉めてる?
エアコンを使用しない時は、主に防犯上の理由で閉めていますね🤔
他の理由としては、窓を閉めている方がエアコンの劣化を抑えたり、虫の侵入リスクを下げることにも繋がりますので、基本的には私はエアコンを使用していない時は窓は閉めています。
補助鍵があれば基本的に開けたままでも問題ないとは思いますが、気持ちの問題でもありますね💦
別で買っておいた方が良いおすすめの物は?
私のおすすめとしては、『すだれ』と『冷感敷きパッド』です。
すだれを窓の外側に設置することで色々なメリットがあります。
- 冷暖房効率上昇
- 虫の侵入防止
- プライバシーの保護
- エアコンや取り付け枠の劣化防止
などなどです。
個人的には、プライバシーの保護の役割は非常に大きいと感じています。
すだれを設置していると、端から見れば窓用エアコンを設置しているかどうかもわからなくなるからです。
これは防犯上非常に役立っていると思っています。
すだれが設置出来る環境なら、是非ともすだれはおすすめです😄
冷感敷きパッドは暑さによる寝苦しさを解消するためのアイテムです。
正直、これ相当おすすめです!
サーキュレーターと併せて使うことで、更にひんやりして体感温度がぐっと下がります。
『何で今までこれ買わなかったんだろう?』
と感じてしまうぐらいの暑くて寝苦しい人にはおすすめです👍️
ちなみに四隅ゴムがある方がお値段高めになる傾向にありますが、パッドがずれるストレスがなくなり相当快適なので四隅ゴムあるものがおすすめです😄
これは窓用エアコン関係なくおすすめ出来ますね✨(何回おすすめ言ってんでしょ😅)
結局、総額いくらぐらいかかった?
おおよそですが、夏の暑さを凌げるぐらいにするまでに7万円ほどですね😅
エアコン本体が67,000円ほど。
サーキュレーターで3,000円
すき間テープなどの材料費で1,000円ほどと言ったところでしょうか。
これに補助鍵、すだれ、冷感敷きパッドなども合わせると総額7万5,000円~8万円程ですかね💰
型落ち品や冷房専用タイプならもっと安く済みそうですね✨
普通のエアコンの代わりになる?
窓用エアコンを使った結果、
『普通のエアコンの下位互換』
と言うのが正直な感想です😅
やはり冷却力、騒音、排水などどれをとっても普通のエアコンには劣ってしまう印象です💦
賃貸などでエアコン穴が空けられなかったなどの条件の場合は窓用エアコンは買っても良いと感じています😄
最後に
おおまかですが、私が感じた窓用エアコンの感想です🤗
参考になれば幸いです。
ではでは。