【不妊治療】タイミング法→人工受精→体外受精してようやく妊娠しました。

日常
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先日、おかげさまで嫁が妊娠しました✨✨

夫婦共々、大変喜んでおります😄

 

私達夫婦は不妊治療を数年経て子どもを授かるに至りました。

今回は私達の行った不妊治療の流れをお話します。

不妊治療にご興味、お悩みの方の参考になれば幸いです。

 

不妊治療の経過

  • タイミング法1年(6~9周期)
  • 人工受精2回
  • 体外受精2回

 

大まかにはこのような経過を辿りました。

全体的な期間は3年程ですが、実際に行った周期だけをみるのであれば1~2年程といったところです。

 

やっぱり、子どもがなかなか出来ないということで不妊治療をスタートするケースが大半ですので、自然と子どもを授かれることに対する期待値は高くなります。

それも、回数を重ねれば重ねる程に期待値とプレッシャーも高くなっていくものです。

 

途中、精神的に疲れてしまった時期もあり、何度かお休みを挟みながら進んできました。

嫁も子どもが出来ないことに対して何度も涙しました😢

ダメだとわかっていても、SNSなどの情報を見て自分達と対比してしまうことも茶飯事でした。

 

ですので、出来るだけしんどくならず自分達のペースで少しずつ進めていこうとは心掛けていました。

そんな不妊治療期間だったと思います。

 

タイミング法

タイミング法は6~9周期ぐらいトライしました。

途中、精神的にめげそうになったこともあったり、転職などの環境の変化もあり、お休みを挟んだりしていたので、期間的には一年以上はしていました。

 

結局、タイミング法では上手くいかなかった為に、次のステップである人工受精に踏み切ることを決心しました。

 

人工受精と体外受精

よく混同されがちなのは人工受精と体外受精です。

人工受精は採精した精子を、排卵時期の子宮にクリニックなどの医療機関で人工的に送りこむ手法です。

タイミング法を厳密にした形となりますね🤔

 

体外受精は名前の通り、採精、採卵を行い、体外で受精卵とした後に移植する手法です。

顕微授精は、体外受精での受精卵を作る時の手法の1つです。

体外受精は卵に精子を振りかける形なのですが、精子の運動量が少なかったりするとなかなか受精までいきません。

ですので、顕微鏡下で人の手を加えて受精卵まで育てることを顕微授精という形になりますね。

 

一般的にはタイミング法→人工受精→体外受精といったステップで不妊治療は進んでいきます

我が家もそのステップを辿りました。

 

人工受精

人工受精の為の採精の場所は、クリニックか自宅を選択することが出来ました。

私達はスケジュールの関係で自宅での採精を行いました。

 

家で採精した容器を嫁がクリニックに持っていき、人工受精を行うという流れです。

採精容器はこのような形です。

プラスチック容器に採精を行い、シードポッドと呼ばれる金属の専用の保存容器に入れて温度管理を保ちます。

タンブラーのような感じです✨

採精後に日付等を用紙に記入して、紙袋に入れてクリニックに提出する流れとなっています。

 

ちなみに、採精後のタイムリミットは2~3時間ですので、クリニックと距離が離れていたり、スケジュールに問題がなければクリニックでの採精でも良いでしょうね💦

 

ちなみにこちらのシードポッドは購入しました。

お値段2,200円ぐらいでした💰

 

容器フタには保存の最適温度表記がされていて、一目で現在の温度がわかるようになっています。

採精前の保管時の環境で大きく左右されますので、採精前20~30分前ぐらいには容器を適温の場所に置いておくのがおすすめです👍️

 

人工受精はタイミング法を厳密に行う形であるので、精子の運動量が少なかったり卵の着床等の問題があれば上手くいかない可能性が高くなります。

結局、私達は人工受精を2回程行いましたが、上手くいきませんでした。

 

ですので、次のステップである体外受精に踏み切ることにしました。

 

体外受精

体外受精を行うに際し、カウンセリングを夫婦で受けなければいけません

内容は体外受精に関する基本的な内容やリスク、費用等についてのお話でした。

時間は30分~1時間程でした。

 

カウンセリングは対面だけではなくオンラインOKでしたので、夫婦の予定が合わせやすくて大変助かりました💦

私達は自宅を引っ越してすぐにオンラインのカウンセリングを受けたので、隣の部屋でエアコン業者が騒音を出している状況でカウンセリングを受けているという、何とも奇妙な光景だったのを良く覚えています。

オンラインのカウンセリング場所の条件が、第三者の耳に入らない場所でしたが、部屋が別だったのでまあよしとします💧

 

結論、カウンセリングは受けておいて良かったと思っています😄

高齢出産などに関しても、年齢と共に卵の状態(グレード)が下がりやすくなるのが主な原因なので、採卵する年齢が大事。

なので、受精卵を移植する年齢はさほど重要ではないことについてのお話は目から鱗でした。

などなど、不妊治療に対する理解が深まりました✨

 

その際に着床などの確率を上げる為のアシステッドハッチングヒアルロン酸注入の説明も受けました。

アシステッドハッチング(AHA)について|にしたんARTクリニック (nishitan-art.jp)

 

Dr.的には、

医師
医師

『絶対に必要なものではありませんが、念を入れるのであればご検討を…』

といった感じでした。

 

正直効果はわかりませんでしたが、やらないよりは確率が上がるだろうということで私たちはお願いしました。

 

採卵

体外受精の場合はまずは採卵する必要があります。

ですので卵を増やす注射を打って卵増やさないといけないので、それに1周期使います

 

ホルモン値を見ながら薬の投与量を決めるので、採血の為に2~3日に一回は通院しないといけなかったです。

嫁は多嚢胞性卵巣症候群だったので、尚更でしたね💦

この辺りが一番仕事との両立が難しかった部分と話しています😓

 

ちなみに嫁の多嚢胞性卵巣症候群の数値がすごく高いと言われていて、数値が振りきっていたのを覚えています。

AMH値が4.0~5.0ng/ml以上で多嚢胞性卵巣症候群と診断されるとのことなのですが、嫁は確か8ng/ml以上とかだったと思います💦

 

採卵処置は、静脈麻酔で気がついたら終わっていた感じです。

意識がないので、痛みもなしです✨

 

結果、右卵巣から11個もの卵を採ることが出来ました

その内、6個と5個に分けて、6個を通常の体外受精方法で5個を顕微授精の方法に分けて様子をみることにしました。

そして、それぞれから1個ずつ受精卵が出来ました✨✨

 

ちなみに採卵後に麻酔から目が覚めた時、紅茶とお菓子が提供されて、

嫁

わ~い!採卵頑張ったご褒美だ~!

ということで、ありがたくいただいたのですが、後で明細見てみると、入院食?病院食?として500点(5,000円)請求されてました笑

内容は紅茶1杯、キットカット1つ、バームクーヘン1欠片でした。

…これで5000円…高え…💧

きっと、よほど貴重な紅茶やお菓子だったのでしょうね☺️

 

その後、受精卵を凍結保存して、どちらを移植するかの話になりました。

むかたけ
むかたけ

出来れば確率の高い方を…

と希望したのですが、

Dr.曰く、

医師
医師

『2つの卵の状態も成長日数も違うので、優劣はつけられない』

とのことらしいです。

 

移植

ひとまず、最初は通常の体外受精で受精卵となった卵ちゃんを選択することとなりました。

採卵後の炎症などの負担も考慮して1周期休むかどうか検討しましたが、無事に採卵後の翌周期に移植に臨むが出来ました。

 

しかし、通常の体外受精での卵ちゃんを移植したのですが、着床まで上手くいきませんでした。

もしかしたら、途中で細胞分裂が止まってしまったのかもしれません😭

 

ですが、翌周期に残り1つの顕微授精した卵ちゃんを移植したところ、無事に着床が確認でき上手くいきました。

 

あるあるかもしれませんが、嫁は妊娠を期待するあまり妊娠検査薬を鬼のように使用してました😂

何はともあれ妊娠して本当に良かったです👍️✨

 

痛かった

ちなみに事前の話では、移植はあまり痛くないと聞いていたそうなのですが、

 

めっちゃ痛かったそうです

 

というのも、子宮頸管部に嚢胞があり、道が狭くなっていたことが原因だそうです。

子宮頸部多発嚢胞性病変(LEGH)というらしいです💦

 

移植の為に、子宮の筋肉をつまんでかき分けながら進む形となるので、かなり痛かったそうです。

通常、子宮頸管部に腫れ等がなれけば、移植の痛みはさほどないので、麻酔なしでやるみたいなのですが、麻酔欲しくなる程の痛さだったようです

 

嫁

『この痛みで子ども授かれるんなら頑張るわっ!!』

という気概で乗り切ったそうです💦

 

嫁

でももう次やるの絶対やだわ…

とも言ってましたがね😅

 

移植後の安静は必要?

移植後の安静についてですが、重要度はさほど高くないようです。

初回は念のために安静にしてましたが、2回目はその後予定もあったり1回目に安静にしてても上手くいかなかったこともあった為に、安静タイムはなしで帰ったとのことでした。

嫁曰く、他の人も早々に帰ってたみたいです。

 

ですので、

嫁

移植後の安静タイムの有り無しは自分の体調で決めるもので、着床とかの確率とかは関係ないんじゃないかな~?

と嫁は話していました。

 

嫁

車の振動とか仕事とか食事とか、生活のことでかなり神経質になってましたが、今思えば全然関係なかったと感じてます~💦
度が過ぎなければ普通に今まで通りの生活してても着床したと思います✨

と話しています。

 

ジンクス

ちなみに、『マックのポテト食べると良い』というジンクスにあやかって、移植後2回とも当日に食べました😂

結果は一勝一敗なのでジンクスの効果はわかりませんでした…💦

 

最後に

色々経験しましたが、子どもを授かれて本当に良かったです。

嫁のお腹も大部大きくなってきました✨

こないだ腹囲測ったら、私の腹囲と同じになってました💦

 

早く子どもの顔が見たいと日々楽しみにしています✨✨

参考になれば幸いです。

ではでは。

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