【転職】10年勤めた薬剤師がついに転職を決意!退職から転職活動、そして新天地へ…その全記録

日常
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こちらの記事は、以前に私が投稿した転職記事の要点をまとめて書き直したものです。

それでも多少長くはなっていますが…💦

ご興味あれば読んでいただければ幸いです✨

はじめに

こんにちは😄

私は10年以上、同じ会社で薬剤師として働いてきました。

しかし、様々な理由から転職を決意し、退職から転職活動、そして転職完了までの数ヶ月間を駆け抜けました。

 

この記事では、その間の出来事を日記のような形で綴っています。

転職の実体験に興味がある方、特に薬剤師の転職を考えている方の参考になれば幸いです。 少し長くなりますが、どうぞお付き合いください✨✨

第一章:転職の決意


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きっかけは嫁の一言

数年前、人間関係で悩んでいた時期に転職会社に電話したことがありました。

その時は恩師に引き止められ、転職を思いとどまりましたが、恩師はその後転職してしまい、会社に残ったのは私だけ…。

そして、再び転職を意識するようになったのは、半年前に嫁が転職したことがきっかけでした。

嫁から転職エージェントの話を聞き、

電話だけでもしてみたら?

と背中を押されました。

 

転職を考えた理由は、恩師の転職、年齢的な転職チャンス、ワークライフバランスの変化、そして会社に対する不満など、様々です。

特に会社に対する不満は大きく、

  • 拘束時間が長い
  • 休日出勤しても振休もお金も出ない
  • 人員不足なのに派遣や中途を採用しない
  • 上司が現場を新卒だけで回そうとする
  • ボーナスが減らされる

など、挙げればキリがありません。

唯一の救いだった人間関係も、労働環境の悪化で悪くなってきました。

むかたけ

…このまま20年以上もこの会社に居続けるべきなのか?

自問自答した結果、私の出した答えは「No」でした。

転職会社に電話

とはいえ、まだ転職するかどうかは決めていませんでした。 辞めたい理由も曖昧で、気持ちは揺れ動いていました。

それでも、勇気を出して転職エージェントに電話をかけてみたのです。

エージェント

「転職の意思が固まってなくても、情報収集でも構いませんのでご利用下さい」

エージェントのこの言葉に、私はとても安心しました。

転職会社に電話=転職しないといけない、というわけではないのだと知ったからです。

 

こうして、私の転職活動が始まりました。

ちなみに私が初めて利用したエージェントさんは『ファルマスタッフ』こと『メディカルリソース』でした。

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第二章:転職活動開始


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エージェントとの面談

翌日、薬剤師担当のエージェントから電話があり、私の経歴や希望する条件などを聞かれました。

私は、年収は下がっても構わないので、働きやすい会社を希望しました。

管理薬剤師としてではなく、一般薬剤師としての転職を希望したため、年収は当然下がりますが、精神的に追い詰められていた私は、お金よりも働きやすさを優先したかったのです。

 

エージェントは私の意向を理解し、直接会って詳しく話を聞くために面談を設定してくれました。

平日は休みが取れない私でしたが、エージェントは仕事の後に面談してくれることになりました。

 

面談では、転職のタイミングや、現時点で紹介可能な会社などについて説明を受けました。

転職先が決まってから退職を申し出るべきか、それとも先に退職を申し出るべきか…。

私の場合は、退職前に転職活動をして内定を得てから退職を申し出ると、引き止めによって入社日が遅れてしまう可能性があるとのことでした。

そのため、退職後に有給消化期間を利用して集中的に転職活動を行い、短期間で内定を得る方が良いとアドバイスされました。

 

また、退職理由についても相談しました。

不妊治療や育児、親の介護などを理由に挙げれば、会社も引き止めにくいだろうとのことでした。

エージェントからは、ドラッグストア、大手調剤薬局、中小規模の薬局など、様々な求人を紹介されました。

その中で、私はワークライフバランスが重視されている会社に特に興味を持ちました。

第三章:退職に向けて


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上司に退職を伝える

エージェントとの面談後、私は改めて自分自身と向き合い、転職の意志を固めました。

そして、上司に退職を申し出ることにしました。

 

しかし、今の会社では2ヶ月前に文書で退職の旨を伝えることになっており、さらに私は今の上司と直接会って話したことがありませんでした。

以前の上司は少し前に辞めてしまった為、後任の上司とはすべて電話かオンライン、メールのやりとりのみでした。

そこで、新卒の配属に関する相談を口実に、上司との面談をセッティングしました。

 

面談当日、上司に退職願を提出すると、上司は驚きを隠せない様子でした。

上司

「マジですか…」

 

退職理由を聞かれたので、不妊治療や育児、親の介護などを理由に挙げました。

さらに、会社に対する不満も少しだけ伝えました。

 

上司は、私がいなくなった後の穴埋めについて心配していましたが、私は後任の選定や引き継ぎについて具体的な提案を行い、上司を安心させました。

その後、常務にも呼ばれて退職の意志を伝えましたが、常務も引き止めよりも今後の話をするようになりました。

こうして、私は無事に退職の申し出を受け入れてもらうことができました。

あの手この手の引き止め

しかし、私の退職劇はこれで終わりませんでした。

数日後、顧問がアポなしで職場にやってきて、引き止めを始めました。

顧問

「奥様にも相談しておいていただいても良いですかね?」

どこにも再考する要素がないのに、最後の最後で爆弾を投下してきました。

私は、

むかたけ

「既に妻と再三相談の上のことですので…」

と、きっぱりと断りました。

 

さらに、事務課長からも引き止められましたが、最終的には有給消化のスケジュールについての話になりました。

事務課長から有給買取の話を持ちかけられましたが、上司に確認したところ、認められませんでした。

会社としては、有給を消化させて退職させたいようです。

上司はできる限り有給消化できるように手配すると言ってくれましたが、人員不足の現状では難しいだろうと私は思っていました。

第四章:転職活動再開

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最終勤務日以降

そして、待ちに待った最終勤務日を迎えました。

むかたけ

「やっと解放された」

最後の1週間は、ただただ何事もなく終わってくれることを祈るばかりでした。

 

業務終了後、すぐに社用スマホやPCを初期化して本社に返却しました。

有給消化期間中に会社から連絡が来るのを避けるためです。

有給消化期間中は、突然の連休に戸惑いながらも、今までできなかったことをして過ごしました。

本格的な転職活動へ

数日後、転職エージェントと喫茶店で打ち合わせを行い、紹介された企業の中から、条件に合いそうな企業に履歴書と職務経歴書を提出しました。

履歴書は10年以上ぶりでしたが、今はフォーマットがあるので簡単に作成できました。

エージェントに添削してもらい、完成度を高めました。

 

転職スケジュールは、1週間ごとに転職エージェントが見合った会社を紹介してくれ、数日間で集中的に面接を行うというものでした。

私は、転職経験のある嫁から

「妥協せずに、しっかり条件を見て決めなさい」

とアドバイスされていたので、慎重に企業を選びました。

転職会社を増やして選択肢を広げる

転職会社は、当初お願いしていたメディカルリソースに加え、『マイナビ』にもお願いすることにしました。

薬剤師の転職・求人・募集ならマイナビ薬剤師 (mynavi.jp)

 

転職会社を増やしたことで、紹介される企業の数が増え、面接する企業は10社ほどになりました。

体力的な負担を考慮し、1日に2社までと決めて面接に臨みました。

第五章:面接


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面接へ

面接は9月中旬に行われました。

残暑が厳しい時期でしたが、ある企業からはノーネクタイでOKと連絡があり、大変ありがたかったです。

 

面接は、当初予想していたような圧迫面接ではなく、フランクな雰囲気で行われました。

カフェで行われた面接もありました。

質問内容は、これまでの経歴や、薬剤師としてどのような経験をしてきたかなど、人柄と能力を測るものが多かったです。

メディカルリソースのエージェントは、面接に同行してくれ、年収や残業、休みのことなど、聞きにくい質問をしてくれました。

 

基本1日2企業だった為、午前と午後に1企業ずつのスケジュールでした。

午前の面接が終わった後は、午後の面接に備えて近くの喫茶店で昼食を取りながら、企業について確認作業出来ましたのでスムーズに進みました。

店舗見学の重要性

面接と合わせて、店舗見学も行いました。

店舗見学は、面接だけではわからない職場の雰囲気を知ることができるのでとても重要です。

ある店舗では調剤室内でのコミュニケーションが全くなく、重苦しい雰囲気でした。

逆に、活気のあるコミュニケーションが活発な店舗もありました。

 

私は、活気のある店舗の方が良いと感じました。

3社目以降の面接になると、緊張もほぐれスムーズに受け答えができるようになりました。

複数社受ける場合は、本命の企業を最後に持ってくることをおすすめします。

第六章:内定、そして…

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内定通知

各社の面接から数日~1週間後、ありがたいことに続々と内定通知が届きました。

内定承諾の期限は企業によって異なり、2週間ほど待ってくれる企業もあれば、数日後の企業もありました。

数日後の企業に関しては、エージェントに相談して期限を延ばしてもらいました。

 

内定通知の後、店舗見学や処遇面談を行った企業もありました。

処遇面談では、年収や残業代、配属先の雰囲気など、面接では聞けなかったことを質問しました。

内定承諾

全ての条件が出揃った後、私は2日間かけて、どの企業に内定承諾するかを悩みました。

どの企業も一長一短で、なかなか決めることができませんでした。

 

最終的には、メディカルリソースとマイナビ、それぞれのエージェントが紹介してくれた会社で迷いましたが、エージェントや嫁に相談し、ついに転職先を決めました。

内定承諾の連絡は、エージェントを通して行いました。

エージェントは、私の転職先が決まったことをとても喜んでくれました。

 

電話を切った瞬間、私は安堵感でいっぱいになりました。

そして嫁にも転職活動が終了したことを報告すると、本当に笑顔で喜んでくれました。

転職活動を終えて

こうして、私の初めての転職活動は無事に終了しました。

終わってみれば、あっという間でした。

有給消化期間中に集中的に活動したからかもしれません。

働きながら転職活動をしていたら、もっと大変だったと思います。

 

今回の転職でご協力いただいた方々には、本当に感謝しています。

転職活動にかかった費用

最後に、転職活動にかかった費用をまとめておきます。

  • 交通費:1万円
  • 飲食代:3,000円
  • ワイシャツ2枚:4,000円
  • インナーシャツ2枚:2,000円
  • クリアファイル、履歴書等の紙代:1,000円

合計で約2万円でした。

リクルートスーツは、既に持っていたものを着用したので、購入費用はかかりませんでした。

転職活動スケジュール

  • 最終勤務日3か月前:転職エージェントに初めて電話
  • その1週間後:エージェントと打ち合わせ
  • 最終勤務日2.5カ月前:会社に退職願いを出す
  • 最終勤務日~1週目:エージェントと打ち合わせ、企業紹介&履歴書等作成&書類選考
  • ~2週目:エージェント増やす&企業紹介&面接日程確定
  • ~3週目:各社面接へ
  • ~4週目:内定通知&選考期間

私の場合は、全部で約4~5ヶ月、実質的な転職活動期間は約3週間~4週間でした。

面接を受ける企業を絞れば、もっと短期間で転職できたと思います。

最後に


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私の生まれて初めての転職は、このような形で完了となりました。

正直、終わってみればあっという間の一言でした😄

 

長々と書いてしまいましたが、この記事が転職を考えている方の参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました✨

ではでは🤗

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