街のあちこちで見かける、電動アシスト付きのレンタサイクル「ハローサイクリング(HELLO CYCLING)」
気になっている方も多いのではないでしょうか?
HELLO CYCLING – 好きな場所で返せるシェアサイクル
アプリひとつで手軽に借りられて、好きな場所で返せる便利なサービスですが、実際に使ってみると「これは便利!」と感じる点と、「利用前に知っておきたかった…」という意外な落とし穴がありました。
今回は、私がハローサイクリングを初めて使ってみたリアルな感想と、通勤で使えるのかどうかを正直にレビューします。
初めてでも簡単!ハローサイクリングの基本的な使い方【4ステップ】
まず、利用方法は非常にシンプルでした。
アプリの画面も直感的で、初めてでも迷うことは少ないでしょう😄
- 【探して予約】アプリで自転車を探す
アプリのマップを開き、利用したいステーション(自転車置き場)を探します。
自転車の空きがあれば、30分間有効の予約ができます。 - 【解錠して利用開始】自転車のロックを解除
予約したステーションに着いたら、自転車の番号を確認。
アプリの「解錠」ボタンを押すと、後輪の鍵(スマートロック)が「ガチャン!」と音を立てて自動で開きます。ここから利用開始です。鍵は馬蹄錠タイプとなっています。
- 【停めて施錠】一時的な駐輪も可能
利用中にコンビニなどに立ち寄りたい時は、手動で鍵を閉めればOK。
再度乗る時は、同じようにアプリで解錠します。 - 【返却して完了】目的地のステーションで返す
返却したいステーションに自転車を停め、手動で鍵を閉めます。
その後、操作パネルの「返却」ボタンを押して「返却完了」の表示が出れば手続き終了です。
使ってわかった!ハローサイクリングの3つのメリット
メリット①:アプリが直感的で使いやすい
何より、アプリの操作性が抜群でした✨
どこにステーションがあって、何台利用できるかが一目でわかります。
料金の支払いもアプリ内で完結するので、手軽に始められるのが魅力です。
メリット②:「ちょい乗り」に圧倒的に便利
「駅から少し離れたお店に行きたい」「天気の良い日に近所を散策したい」といった、短い距離の移動(ちょい乗り)には最高のサービスです。
電車やバスを待つより早く、タクシーよりずっと安く移動できます。
メリット③:料金が手頃で経済的
料金は利用時間に応じて加算されるシステムですが、短い距離なら電車やバスの初乗り運賃より安く済むことも✨
都内なら30分160円~が多いので、バス(約220円)よりお得になるケースも多いです💰
維持費のかかる自家用自転車や、月極の駐輪場契約が不要なのも大きなメリットです。
【要注意】実際に遭遇した2つのトラブルとデメリット
手軽で便利な一方、実際に使ってみて「これは困った…」と感じた点もありました。
特に、時間に追われている時には致命的になりかねないトラブルです😭
トラブル体験談①:サドル固着でまさかの“ロードレース状態”に…
私が利用した自転車は、サドルが一番高い位置で固着していました。
サビなのか何なのか、ビクともしません。
仕方なくそのまま乗りましたが、つま先がやっと届く状態…。
シティサイクルタイプなのに、信号待ちしてる時の気分はまるでロードレースの選手のようでした😓
利用前の車体チェックは必須レベルです!
サドルの高さ調整が可能か、タイヤの空気圧は十分か、必ず確認した方が良いと断言します!
トラブル体験談②:最初の1台は動かず…物理ロック解除不能の罠
実は、上記のサドルが高い自転車は、私がその日に借りた2台目でした😭
最初に予約した自転車は、アプリで解錠操作をしても、スマートロックが物理的に開かなかったのです。
おそらく、劣化か故障が原因でしょう…🤔
すぐにその場で返却処理をし、幸い同じステーションに別の空きがあったため事なきを得ましたが、もし空きがなければ移動計画が完全に狂っていました💦
ちなみに、利用開始から借りたステーションと同じステーションに3分以内の返却であれば、料金は発生しません。
私の場合は3分以上その場で解錠操作で格闘してしまっていたので、一回分のお金がかかってしまいました😭
しかし、後程サポートセンターに事情をメールすることで返金処理して貰えました👍
機械トラブルは起こり得えます。
利用開始直後に、「故障か?」と思ったら3分以内に返却してしまいましょう👍
時間に余裕がない場面での利用はリスクを伴いますので、注意しましょう!
結論:ハローサイクリングは「毎日の通勤」に使えるのか?
これらの経験から、私が当初考えていた「乗り換え区間のショートカットに、毎日の通勤で使う」というプランは、「リスクが高く、不向きである」という結論に至りました😱
理由は以下の3つです。
- 自転車のコンディションが「運」次第
サドルやロックの不具合のように、乗るまで状態がわからないのは、1分1秒を争う通勤時には大きな賭けになります。 - ステーションの「空き」が保証されていない
いざ乗ろうと思っても貸出可能な自転車がなかったり、返そうと思っても返却スペースが埋まっていたりする可能性があります。 - 近くにステーションがあるとは限らない
当然ですが、自宅や職場のすぐ近くにステーションがなければ、通勤利用は現実的ではありません。
まとめ:賢く使えば「ちょい乗り」の選択肢になる
ハローサイクリングは、決して悪いサービスではありません。
むしろ、賢く使えばこれほど便利な移動手段はないでしょう。
- おすすめの使い方
- 休日の気分転換や、近所の散策
- 駅から少し歩く場所へのピンポイントな移動
- 電車遅延時など、緊急時の代替手段
- 注意が必要な使い方
- 時間に正確性が求められる毎日の通勤・通学
- 絶対に遅刻できない大事な予定への移動
最後に
もちろん、これは私の生活圏での体験談であり、ステーションの数や自転車の整備状況は場所によって大きく異なります。
この記事が、ハローサイクリング利用計画を立てる上での、一つのリアルな参考情報になれば幸いです。
ではでは✨